今から27・8年前、田舎の公民館にパソコン見本市が来たときに初めてマウスを触った。
機種は 富士通の FM-TOWNS だったな~。
今ではコンピュータに付き物のマウスですが、30年以上前には非常に珍しいものでした。今では想像するのも難しいですが、当時はマウスを使うのではなく、キーボードによるコマンド入力がベースでした。一般消費者に向けてコンピュータを普及させるにあたって、誰もが気軽に操作できるマウスも大きな役割を担いましたが、その方向性を決定づけるのにスティーブ・ジョブズ氏が一役買ったことはあまり知られていません。
マウスはかなり衝撃的だった。オレの人生を決めた瞬間ベスト5に入る。
このデバイスをいじりたいがために爺ちゃんを説得しFM-TOWNSを買ってもらった。それ以来30年弱ほぼ毎日使い続けてきた。
Xeroxのマウスを大幅改良
しかし、驚いただけで終わらないのがスティーブ・ジョブズ氏です。
彼はXeroxのマウスが300ドル(約36,000円)で、ボタンが3つ、スムーズに動かすことができないことに不満げだったそうで、2度目にXeroxを訪れた後、地元のデザイン企業IDEOにその足で出向き「15ドルで1つのボタンのマウスを作ってくれ」と単調直入に要求したそうです。
300ドルが15ドルに(笑)やっぱスティーブ・ジョブズはすごいな。
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